行政書士試験

【商法編】アガルート行政書士講座の感想・評判・口コミ

本記事内にはアガルートのPRが含まれています

こんにちは。今回は商法編です。それではさっそくですがいきましょう!

科目特性

商法は行政書士試験において最も配点率の低い科目です。

たしかに上位合格や何があっても確実に合格したい人にとってはきちんと学習するべきです。

しかし、とにかく合格したいという方や短期合格を目指す方ならばはっきり言って捨ててしまうというのもれっきとした受験戦略としてアリだと思います。なぜならば行政書士試験は一般知識を足切りされない程度に取れば、民法と行政法で得点を稼げれば合格できる点数配分になっているからです。仮に商法が0点だったとしても合格できる試験なのです。

短期間で合格するために思い切って捨てるという選択も受験戦略上あり

ただ自分は石橋を叩いて渡るタイプなのでそんな大胆な戦略を取ることができませんでした。配点率からいっても商法の勉強をするコストパフォーマンスが悪いことは頭では分かっているんですが、最初から放棄するのはとてもじゃないが自分にはできませんでした。そこでやはりアガルートのカリキュラムをこなしつつ問題演習を一応しました。

アガルートの講座のおかげで短時間で最低限の商法対策ができた

総合講義

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講義は一通り聴きつつ同時並行で過去問もやりました。テキストは他の科目に比べてやはり薄いです。しかし内容がスカスカということではなく重要なところはしっかり押さえられています。

今年出題された箇所も自宅に戻ってから総合講義テキストを確認してみたところしっかり太字で書いてあり、アガルートのテキスト優秀じゃんと感じました。総合講義で習ったことをしっかり復習して身につければ商法は余裕で満点だと思います。偉そうに言っていますが自分は商法にあまり時間を割いていませんでした。

総合講義の太字部分がしっかり本番でも出題されていたのでアガルートのテキストの出来の良さを試験中に実感しました

最初から満点狙いではなく確実な知識で数問取るという戦略を立てて本番に臨んだ結果、案の定満点は取れませんでした笑。ただ十分納得のいく点数は確保できたので受験戦略としては間違っていなかったと思います。

最低限総合講義を一周して自分の戦略に合わせて重要度ランクを基準に復習対象の絞り込みと復習回数の数を自分で設定し、淡々とそれを実行すると良いと思います。

演習問題集

他の科目と同様にこの問題集は行政書士試験、公務員試験、予備試験の過去問からセレクトされた問題によって構成されています。難易度はけっこう高いと感じました。すごく細かい所も問われるのでこの問題集の優先度は低いと思います。基本的にはアガルートの教材は素晴らしいと思いますが、商法の演習問題集に関しては試験難易度を大幅に超えたやりすぎな印象を受けました。

正直な感想としては行政書士試験レベルを超えた問題集でした。

そのため、まずは民法と行政法を優先して学習してください。そして商法の対策としては総合講義を聴きながら同時並行で過去問を解いていってください。他のメイン科目もそこそこ身につき商法の過去問も一通り検討し終えたならば、この問題集に手を出しても良いと思います。当然演習問題集と総合講義をやり込めば本番商法で満点取れると思います。各自の学習の進み具合と相談しながらこの問題集に手を出すか決めると良いです。

まとめ

・商法は配点率が低いので①捨てる②一通り一応学習③しっかり学ぶのどれを選ぶかは各自の学習の進捗で判断しよう!(自分は②でした)

・総合講義のまとめやpointは素早くチェックするのに役立つ

・演習問題集は難易度高いので無理にやる必要はない

いかがでしたでしょうか?商法を勉強するときは優先順位を間違えないようにしてください。理想は商法もしっかり勉強して総合点を伸ばして合格することだと思います。しかし民法や行政法が半分以上もできない状態であれば、たとえ商法がノータッチな状態であったとしても早急に民法と行政法の勉強を継続しましょう。行政書士試験は一般知識を足切り以上取り、民法と行政法が良くできているならば合格できる配点比率の試験であるということを常に念頭に置いておきましょう。