行政書士試験

【憲法・基礎法学編】アガルート行政書士講座の感想・評判・口コミ

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アガルートの行政書士講座を検討されている方に向け、今回は憲法編の記事です。

憲法・基礎法学は記述式がないため、総合講義と演習問題集のみで仕上げていきます。

総合講義

憲法・基礎法学は問題文を開くと最初に登場するため試験中の受験生の精神衛生にかなりの影響を与えると思います。スタートからまったく分からない問題が何問も出てきてなんとなくマークしたまま試験が続くと、やはり精神衛生上悪く不安な気持ちのまま試験を受け続けることになります。

一方で憲法・基礎法学を対策していればスタートから自信を持って試験を受け続けることができ、気持ちの余裕が生まれます。

アガルートの総合講義は知識の土台を築く重要講座とテキストです

行政法ほどではありませんが、憲法も判例がよく出題されます。しかし、配点率からいっても民法や行政法ほど勉強時間を割くわけにはいきません。そこで役立つのが総合講義のテーマごとに振り分けられているランクです。A〜Cと重要度に応じてランクが示されているので重要度の高いもののみに記憶対象を絞ります。試験対策にかけられる時間は限られているので、うまく勉強の省エネを図りましょう。

授業で言われるランク付けを意識して知識のメリハリをつけましょう!

自分は最初はとにかくAランクの理解・暗記を意識してました

そして憲法は主体のひっかけ問題がよく出されます。主体が内閣が正解なのですが、そこをあえて内閣総理大臣などの誤りにするなどして曖昧な理解しかしていない人を落とすような出題がなされます。

総合講義ではうまく表にしてまとまっており、視覚的に違いが分かるような工夫がなされていました。受験指導の長い講師がテキストを作成しているだけあってよくある間違いや多くの人が間違えるであろう箇所は、注意的に覚えられるような工夫が随所になされています。予備校講義を聴く場合において最も効果を発揮するのは判例問題にこそあると思います。条文は自分で読んでもそれなりに力がつくと思います。

条文問題は暗記の要素が強いので独学でなんとかなりますが、判例問題はやはりアガルートの力を借りると勉強の負担がかなり減ります

しかし判例問題は多い上に事案が複雑なので初学者が判例の原文を読んでも何が大切で何が傍論なのか把握できません。数個程度なら丸暗記で対応できるかもしれませんが、判例の数は多いので全部を丸暗記することは現実的には不可能です。理解して印象付けを行わなければとても全部を覚えることができません。

予備校を使う目的をはっきりさせてメリハリをつけた受講をすると良いと思います。

演習問題集

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行政書士試験、公務員試験、予備試験、司法試験の問題から行政書士試験本番に出題される可能性の高い問題のみがセレクト構成されている問題集です。やや難易度は高いと感じました。過去問を解いた人ならば良い力試しになると思います。ただ初見で問題を見たときはとても難しそうに感じますが、解説講義を聴くと基礎知識であると気付いたり過去問を違う角度から問題にしたにすぎないなど自分なりの気づきがたくさんある問題集でした。やっぱり演習(アウトプット)をしてこそ知識が身につくと改めて実感できる問題集です。

もちろん演習問題集の解説には選択肢ごとに総合講義テキストの何ページに該当する知識が問われているのか記載されているので、解説だけで解決できなかった疑問点は総合講義テキストに戻って詳しく調べることができます。

まとめ

・総合講義のランク表を活用して憲法の学習に時間をかけ過ぎないようにしよう

・判例問題は講義を上手に使って暗記のみならず理解に努めよう

・演習問題集は本試験よりもやや難易度は高いが力がつく

憲法はアガルートの講義をうまく利用して少ない勉強時間でできるだけ高得点を叩き出してやりましょう。メインはあくまで行政法と民法なのでできるだけその2科目に時間を割きましょう。アガルート予備校を使うことにより憲法の学習時間は大幅に減らすことができるので、アガルートのテキストを信じて短時間で済ませましょう。

平成29年度の合格率が65%の行政書士講座