【カンパチブログ】アガルートで行政書士試験・予備試験を目指す

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BEXAに移籍した話題の中村充先生の短答実況分析講義の評判・レビュー

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中村充先生の平成30年短答本試験実況分析講義を受け、けっこう衝撃的(良い意味で)だったのでご紹介します。12月限定の無料講座なので、今記事をご覧になっている時が2018年12月中であればぜひとも受講してみてください。なんと例年なら4万円で販売していた講座ですが、BEXAデビューということでBEXA会員は無料で受講できますよ。

そもそも中村充先生って誰

最近TACから独立した有名な司法試験講師です。司法試験に関しては伊藤塾やLECや辰巳などの大手予備校ではないためもしかしたら知らない人もいるかもしれません。しかし司法試験合格者も多数絶賛しており、一目置かれている予備校講師です。ちなみに中村充先生は過去問を愛しすぎて見ているだけでにやけてしまうそうですw。TACでは4Aという基礎講座を出していましたが、現在はBEXAから4Sという講座名で基礎講座を出しています。自分は4Sを受講していないので基礎講座については何も言えませんが、今回短答分析講座を受けてみて「こりゃ人気でるわ!」と感じました。問題文から解答を導く思考過程をシンプルに言語化していて、自分が間違えた原因がどこなのか受講生側で発見できるような講義だったからです。

講義の進め方

この講義はまず①自力で時間を計ってH30の過去問を実際に解きます。これは必須事項なので解かずに講義を受け始めないでください。中村充先生自身も言っていましたが、事前に自分で解かずに講義を受けると効果が半減してしまいます。そして自力で解いているときに②自分の解答プロセスを確認します。なぜならばこの講義は思考過程に重点を置いているため自分がどのように考えて問題に対する答えを出しているのか知る必要があるからです。まさに自己分析ですね。そして③講義を受けて差を照合して足りない部分を吸収します。能力やセンスを磨く講義なので自分と中村充先生との思考過程の差がどこにあるのか把握し、今後の学習の指針にします。これは個々人によって弱点が異なるので自己分析しましょう。これがこの講義の大まかな流れです。結論よりもそこに至るまでの過程を重視した講義です。

受験生視点で実践的な解答プロセスを実況中継

類題過去問の学習不足なのか、それとも思考過程が誤っていたのか自分の弱点が何だったのか把握できます。なにがどう分かったのか以下詳しく説明していきます。

思考過程が分かる講義

短答対策講義はどの予備校も出しているため、それ自体は特に珍しくもありません。ではなにが衝撃的だったかというと、上述したようにこの講義は中村充先生の思考過程を辿れるということです。講義形式は予備試験及び司法試験の短答過去問が画面に表示されており、そこに書き込みがなされていくという講義スタイルです。講師の姿を見ながらホワイトボードなどに書かれる重要事項をメモしながら進めていく講義スタイルではなく、自分が実際に問題を見ている視点に立って進められる講義スタイルです。従来の講義は、各選択肢ごとに講師が判例知識や条文知識を説明しながら正誤を示すという知識面を主軸としたものでした。もちろん短答問題を解くには最低限暗記が必要な判例や条文があるため、知識インプット型の講義も有用です。しかし中村充先生の今回の講義は知識インプット型の講義とは異なる視点に立った講義でした。中村充先生が初見で問題を見たとき、まず何を考えそこからどういったプロセスで答えを導くのかという思考過程を書き込みを交えて知ることができます。必要な判例知識は〇〇です!のようなインプット重視の講義しか受けてこなかった自分にとって合格者の思考過程を辿れる講義はとても新鮮で、自分に足りないことは何なのか少し認識できました。

思考過程の重要性

人間は自分で考え行動する生き物です。短答問題を解くときも同様に問題文を読む→思考→答えを出すというプロセスを経ています(論文式はそこに書くという表現行為が加わるのでさらに1段階難易度が増す)。同じ問題なのに合格者と不合格者で点数が離れてしまうのは知識はもちろんのこと思考過程が異なっていることも原因です。なぜ僕が短答過去問を解いているにも関わらず間違え続けるのかと考えたとき僕にはまだ合格者が経る思考過程が身に付いていないと思いました。もちろん知識問題(判例や条文)が解けるよう普段のインプット学習を怠ってはいけません。しかし未知の問題は論文のみならず短答でも必ず出題されるので合格者が問題を見たとき経る思考過程を知り、今後もできるだけ同じような思考過程を経ることができるよう訓練することが必要だと思いました。

敗因を知識不足だと決めつけていた

間違えときの原因を安易にすべて知識不足で片付けてはいけないと思いました。そもそも司法試験が難関であることの主な理由が膨大な知識量であったとすれば勉強時間の多い浪人生の方が有利なはずです。にもかかわらず現実は落ちる人は何度も落ちるし、受かる人は高校生でも受かってしまいます。ということは大事なことは知識の量というよりも思考過程ということになります。講座を受けて短答ですら、このように感じたのだから論文ならなおさら思考過程が大事だと思います。

僕は合格者は短答の合格に必要な知識は当選有しており、各選択肢それぞれ正誤判定が出来ているのだと思っていました。しかし実際に分析講義を受けてみたところ、1つの問題で確実に選択肢の正誤判定ができるのはせいぜい2〜3問であり残りの選択肢は保留状態という場合が多いのに驚きました。しかしここからがこの講義の見どころで、合格者はこの状態からどのように答えを導くのかがポイントです。諦めるのではなく様々なテクニック(類似問題を想起し応用、比較考量、キーワード)を用いて正解までたどり着きます。僕だったら分からない時点で思考を放棄し、運にまかせてなんとなくそれっぽい選択肢をマークしてしまいます。ここが合格者と僕の分岐点だなと思いました。現時点で自分に足りない思考過程を認識できました。そして一定量の知識がインプットできたら、正しい思考過程を経たアウトプットが大事だと感じました。

 

ひと通りインプットを終えた人には役立つテクニック満載

この講義を受けると分かるのですが、科目を問わず処理手順が確立しています。解く順番だったり、迷った時にこれまで学んできた過去問知識からどのように答えをひねり出すのか、選択肢間の比較考量、キーワードリンク、グルーピング、形式論理などいかにテクニックを駆使しているかがよく分かります。1という知識を持っていても、それをうまく利用して1→2→3…と何倍もの強い武器にして正解を導いているとい感じました。

情けないことに僕は正直にただただ選択肢の正誤をこれまで学習した知識をなんとかふり絞って答えを出しているだけでした。それで正解になればまだいいものの間違えることの方が多いですw。1すらも危うい知識を何ら応用することもなくそのまま適用しているだけでした。なにも工夫せずに解いている自分が恥ずかしかったです。ただテクニックばかりに注目してしまいますがベースとなるのはやはり条文・判例をベースとした確かな知識であることは不変であり、基礎は確立しておかなければならないと思いました。実際、講義中でも確実に正誤判断ができる選択肢をあぶりだした上でテクニックを駆使しています。ということはまずは過去問をしっかり検討しておかなければテクニックうんぬんではありません。まずはテクニックが使えるステージに立つには過去問学習が必要です。基礎を確立した上でテクニックを駆使すれば、2択まで絞れたのに結局間違えてしまったり、満点を逃したりなどのミスの可能性を極力減らせることができると思いました。

まとめ

・合格者の思考過程がどういうものなのか知ることができる

・思考過程を知ることで自分に足りないものが何なのか明確になる

・実践的なテクニックが満載

・過去問を十分に学習しなければテクニックも生かせない

・結局は過去問学習が最優先である

点を取るためのテクニックの華麗さに魅了される講義だと思います。知識も大事だと思いますが、それ以上に点を取る考え方を持っているかどうかで結果的に点数として大きな差が出てくると思いました。そして中村充先生は過去問を愛していると言っていました。その領域に達する自信はありませんが、過去問を好きになるくらい過去問学習をしてみようと思いました。合格者の勉強方法は本当に様々ですが、みな過去問の重要性を強調していることは共通していました。さっそく今から短答過去問を解いてきます。では!